ウワサのBECCAN。ブログbeccanです。グルメ、おサケな話、チマタの話題などなど。

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「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

大氷原の一角に、海へ続く穴があいています。
穴の周りにはペンギンたちが集まっています。
ペンギンたちは何もしないで周りの様子を見ているだけ、
何故なら海の中には天敵が潜んでいるかもしれないからです。

しかし様子を伺っているだけでは飢えるだけです。
やがて勇気ある一匹が穴へ飛び込みました。
その名はファース・トペンギン。



「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

石坂亥士 音楽活動20周年記念特別企画
山賀ざくろプロデュース
伊香保アバンギャルズ『アバンギャルズな夜だから…』に行ってきました。
@桐生市有鄰館。


この夜は「伊香保アバンギャルズ」(群馬県出身のダンスや演劇などの
個性的な女性アーチストが出演する企画として、2013年に伊香保温泉の
ホテルの大宴会場で第一回旗揚げ公演をするにあたり命名)
5組のアーチストがそれぞれ15分程度のショートピースを上演するプログラム。

まずは田中美沙子さんのダンスと石坂亥士さんとの即興セッション。
満月の夜だから、彼女の妖艶な踊りに石坂さんの打楽器は惑わされ、
舞台中央のレッドカーペットは更に赤く染まります。

続いて姉妹ユニット、なんばしすたーずさんの演劇。
民話の時空を縦横無尽に駆け抜ける。会場の子供たちも惑わされる。

次に、勝見由佳さんのミュージカル。
ひとりの女性の物語。迫力ある歌声に会場は更に惑う。

そしてAbe“M”ARIAさん。
湿気が益々こもってきた有鄰館酒蔵内。
突然響くノイズ音、怒髪天の女性が会場内に乱入した。
恕を剥き出しにしたような踊りに、会場内は忽ち阿鼻叫喚。
悲鳴まで上がり、皆、不安・恐怖に陥れられる。
彼女の感情の高まりは舞台上だけでは抑えきれず、
観客の横の席をいちいち占拠しては、
横暴の限りを尽くして去って行きました。

お見事!何てひとだ!
と思うのも束の間、観客席から笛を吹く中村香奈子さんがスッと立ち上がり、
舞台上へ進んで行きます。


「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

すると客席右奥の暗闇から、
「♫わたしたちはぎゃるず♫ ♫あばんぎゃるず♫」というフレーズの、
か細~い歌声が聞こえる。
歌い踊りながら、女子高生に女装した山賀ざくろさん登場です。


「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

舞台下手では古の音色を奏でる中村さん。
舞台中央では、ミニスカート姿ながら大胆に開脚しステップを踏むざくろさん。
会場はどよめきます。


「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

更に、謎の変装をした舞の宇佐美仁さんが加わり、
ざくろ対仁がレッド・カーペット上で対峙。
ダンスVS舞の流れるような対決に、観客は軍配が分かりません。


「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]
「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

そこへやはり謎の変装をした石坂さんが神楽を叩きながら後見人として登場。
軽快でありながら雅な、笛と神楽の即興演奏に舞い上がった2人は、
レッド・カーペット上でヒートアップ!
「♫あばんぎゃるず♫」と涼しい顔のざくろさん、「やらねばならぬ」と雅詞を吐く宇佐美さん。
動と静のアクションが果敢に錯綜し、汗がほとばしる肉体の表現に、
観客は固唾をのみながらも大爆笑!
神楽のビートもキレが抜群。
痛快な時間が流れます。


「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

戦いはやがてハッピー・エンド。
笛も神楽もダンスも舞もそして観客も笑顔笑顔。。。
伊香保アバンギャルズのエンターテイメント性を、
すっかり満喫させていただきました。


「アバンギャルズな夜だから・・・」。[桐生市]

ところで、石坂さんの関わるライブで爆笑したのは、
皆、初めてではないでしょうか。
桐生のファースト・ペンギンは新たな自由な海域を見つけたようです。



【桐生市 有鄰館 酒蔵】
@群馬県桐生市本町2-6-32
TEL/0277-46-4144

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