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「工場」 工藤丈輝×石坂亥士

6月7日(金)・8日(土)桐生市有鄰館酒蔵にておこなわれた
2010年「幻踏神楽灯ゲントウカグラアカリ」
2012年「銅騎士アカガネキシ」に続く
2013年工藤丈輝☓石坂亥士共演の舞踏神楽『工場
に行ってきました!

何とも好奇心をくすぐるタイトルです。
「何をつくるのだろう?」「何を壊すのだろう?」・・・
(今回はプレス関係者のみの撮影許可で、画像が見せられなくて残念です。)


開放感ある有鄰館酒蔵の舞台に広がるのは、
廃墟とも焼け跡とも原野ともとれる空間。
そこへ襤褸をまとった何者かが、入り口の外から颯爽と登場します。

躍動する研ぎ澄まされた肉体、不穏な打楽器のリズム、
弾ける工藤さんの踊り、溶け合う石坂さんのリズム、明滅を繰り返す照明。
この一連の場面が、極上のカラーフィルムを見ているような印象で、
テンポよく流れていきます。

多様性溢れる観客で一杯の会場、
中でも1人のお客さんが連れてきた大型犬を挑発して、
時にユーモアを交えながら興に乗る工藤さん、
負けじと工藤さんを挑発しながら楽器を叩く石坂さん。
熱を帯びる二人。


「工場」 工藤丈輝×石坂亥士

自由でリラックスした空気が会場を覆い、物語はやがて佳境へと向かいます。
何も機械が生産される訳でも、食べものが加工される訳でもありません。
物よりもっと大切なモノが、舞台正面奥のピンライトがカッと点灯すると共に、
鮮やかに誕生し、安定し、そして壊されます。

舞台上に無造作に置いてある埃をかぶった土木工具、
楽器、廃材などを前にして笑い声が聞えます。
大きな大きな笑い声が響き続ける。
「一体何がおかしいのだろう?」と疑問に思った観客は皆、騙されます。
実は泣いているのでした。

生産、加工、継続、解体・・・
見事な構成、ビューティフルな工場が舞台上に現れていたのです。
クライマックスの神楽ソロ。
その真っ直ぐで一途な打音から、空虚な空間に希望らしき何かが漂います。
工藤さんの荒れ狂うような舞い、石坂さんの力強いビート。
ラスト延々と続く二人の掛け合い・・

破壊から生まれるものは再生、より魅力的な何か。
物語は幕を閉じます。
今回も圧倒されました!面白かった!美術も素敵!



以前の記事はこちらから。
銅騎士 Akagane-kishi 工藤丈輝×石坂亥士。有鄰館酒蔵にて。[桐生市]
「幻踏神楽灯 ゲントウカグラアカリ」工藤丈輝×石坂亥士 ★桐生市、有鄰館 酒蔵にて。Vol.2
「幻踏神楽灯 ゲントウカグラアカリ」工藤丈輝×石坂亥士 ★桐生市、有鄰館 酒蔵にて。

【桐生市有鄰館】
@群馬県桐生市本町2-6-32


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