別所温泉内にある「北向観音堂」。
そちらに向かうここ、参道です。
お茶屋さん、お団子屋さん、いろいろなお土産屋さんと、
おっ!
飲泉所がありました!
糖尿、痛風、便秘に効用があると書かれていますが。。。
う~ん、硫黄の香りがしますぅ~。。。
飲んで美味しいものじゃありませんネ。
うむむ。
ここです、「北向観音堂」★
「手水舎」で手と口をお清めし。。。
おっ、こちらも飲泉ですかっ!
「慈悲の湯」とあります。
境内から湧いている温泉水。
う~ん、またまた硫黄の香りがしますぅ~。。。
~ひしゃく一杯をめどにひと口ずつお飲みください~
と書かれてますが、そんなに飲めませんょねー。
=== 案内板より ===
北向観音
本尊は千手千眼観世音菩薩で北斗星が闇夜の指針となるように、
この北向きの、み仏は衆生を現世利益に導く霊験があり、
南向きの善光寺と相対し古来両尊を参詣しなければ
片詣りになるといわれている。
天長2年(825年平安時代)常楽寺背後の山が激しく鳴動を続けた末、
地裂け人畜に被害をあたえたので、これを鎮めるため
慈覚大師が大護摩を厳修すると紫雲立ちこめ
金色の光と共に観世音菩薩霊像が現れた。
大師自らこの霊像を彫み遷座供養したと伝えられている。
云々。。。
===
「札所観音堂」
江戸享保年間に長野西後町の篤信者岡田新右衛門氏は、
西国、坂東、四国の百八十八ヶ所の信仰を
善光寺、戸隠の大昌寺、保科の清水寺及び、北向観音堂に移せり。
当山には秩父三十四観音の尊像が奉納され多くの拝者を迎えたが
その後堂舎の破損甚だしく本坊常楽寺に保管のままであった。
この度尊い信助を得て新しく「札所観音堂」の建立を見たことは
まことに法幸なり。
云々。。。
こちらには。。。
真っ赤なお顔をした、
迫力の仁王様がいらっしゃいます。
どぉ~ん!
「めおと杉」。
「不動堂」。
あんなトコにお不動さんが。
===
愛染桂
樹齢1200年の老木で天長の昔、
火口出現の観音菩薩が影向した霊木といわれる。
境内の東隅にある愛染明王堂とこの桂の木に因んで
巨匠川口松太郎氏が「愛染かつら」を書かれたことは
あまりにも有名である。
若い人たちからは縁結びの霊木として親しまれている。
云々。。。
こちらがその「愛染明王堂」です。
おおっ、あんなところに建物がっ!
「瑠璃殿」と呼ばれている「薬師堂」です。
正式には温泉薬師瑠璃殿、というんだそうです。
ちょっとスゴイ所に建ってます★
下から見上げるとこんな感じ。。。
上田市の北向観音堂。
観音堂だけひとつ建っているのかなぁ、と思っていたら
意外にいろいろな建物満載でした!
参拝される方もたくさんいましたょー。
以前の記事はこちらから。
○ 上田市にて、お寺さん巡り、その5 小県郡青木村★大法寺の三重塔
北向観音堂
@長野県上田市別所温泉