
伊香保や榛名という土地は多くの文化人に愛されてきましたが
そのうちの一人に、竹久夢二がいます。
明治から昭和の3つの時代を生きた竹久夢二は
みなさんご存知の通り、今でいうマルチアーティスト。
特に夢二の描く「美人画」は、どことなく色香と憂いがあって
夢二オリジナルとして名高いですよね。
夢二は、晩年、自分が愛したこの土地に
「榛名山美術研究所」を創建しようという大きな夢を描きます。
夢二は、明治維新後急速に西欧化していく日本独自の文化を
守り、次世代に伝えたいという願いを持っていました。
今でこそ、「大正ロマン」とか「昭和初期のアンティーク」は
愛好家も多いけれど、当時は西洋文化の模倣が日本の文化だった
わけですから、そこに賛同&反対など様々な意見があったのは当然でしょうね。
結局、この研究所は、夢二の夢として終わってしまいます。
昭和9年に夢二は51歳という若さで永眠してしまったのです。
でも、その願いを受け継ぐ有志のおかげで
1981年に「竹久夢二伊香保記念館」が誕生したんです。
実に50年越しの想いは、次の世代で叶ったわけです。

緑の木立から隙間見える洋館。

昔の洋館を模した建物。中でチケットを購入して展示を見たりビデオを見たりお土産を買ったり。


















