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ウワサのBECCAN。ブログbeccanです。グルメ、おサケな話、チマタの話題などなど。
「このまちにこの店のある幸せ」
…桐生市民が羨ましい。。。

昨日のお昼は「シュマンドール ペール ド ファンベック」。
もう皆さんご存知とは思いますが、桐生市内の老舗フレンチ
「ファンベックすずき」が前身のフランス料理店。
私はここのシェフのファン。
仕事に対する真摯な情熱と厳しさ。
もの言いは柔らかだけど、言葉の中に垣間みられる職人魂。
眼鏡の奥にキラリ~ンと光る、年輪を刻んだ経験値。
それらがお店の雰囲気と空気感と相まって独特の「シュマンドールの世界」
を創っているのです。
私はこの世界観がスキ。。。この雰囲気に自然ととけ込めるオトナになりたい。。。
そんな風に、これからの自分を創るイメージの基準となっているお店なんです。

水と緑のアプローチを進むとドアにギャルソンが立っていて迎え入れてくれる。
3人のギャルソンたちに「コンニチハ」と挨拶しながらカウンター席へ。
シュマンドールはオープンキッチン。カウンターに座れば料理の行程を目前に
することができる。これも愉しみのひとつ。

しばらくすると奥からシェフ登場!!場になんとなくキリリとした
心地よい緊張感が走るのが分かります。シミひとつないパリッとした
真っ白な白衣(と呼ぶの?)が眩しい。
笑顔で挨拶を交わし、メニューを選ぶ。
値段のことを書くのは嫌なんだけど。。。
お安い方でふつうのランチに4,5回行けるくらい。。。デス。
「毎日来るにはドウシタライイデスカ?カミサマ…」
…などとロクデモナイことを考えていると
静かに、そして軽やかに華やかなステップでギャルソンが前菜を持って来てくれました。
トウモロコシのソルベ。
コーンスープのアイスクリームです。それにゼリーがのっている。
「美味しいっ。」思わず顔がふにゃ~っと崩れて満面の笑顔。
かすかな裏切り。ムースなのかと思いきや、「チベタイ」んだもん!
ココで「シェフからです。」…と運ばれて来たのは桃のノンアルコールカクテル。
わーい。有り難く頂戴する。フルートグラスの下には綺麗なピンクのシロップ。
目にも美しいドリンクです。

そしておつぎはパスタ。
シュマンドール パスタ

「緑のヌイユとベーコンエッグ」
ハーブを練り込んだパスタの上に、とろーり温泉玉子。
その上にフワフワの卵白のムース。
このムースの中にベーコンの香りのエッセンスを抽出した物を
香りづけてある。まわりには黒胡椒。
ベーコンが見当たらないのに「ベーコンエッグ」
このサプライズはさすがシュマンドール。
周りのテーブル席のお客様も「どうして?ベーコン?どこに?」
とひそひそ話し声。テーブルまで行って説明してあげたかったけど
おせっかいになるのでヤメマシタ。
「混ぜるとカルボナーラのようになりますよ。」
シェフはフフフ…と笑い、ギャルソンたちも静かに優しく笑顔。
私もつられて笑顔。。。あぁ、シュマンドールワールド。
この笑いを心から楽しめる華麗なオトナになりたひ。。。
シュマンドール 海老と茄子

そして、冷菜の海老と茄子が運ばれて来た。
美しく盛られた一皿に感動。そして茄子の美味しさに感動。
ビネガーが効いてサッパリとしたお味。
一皿ごとに感動して、「わぁ♪」「うふ♪」。
そんな様子をシェフは笑顔で見ていてくれます。

シュマンドール 魚料理

次は魚料理。夢中でした。メニュー名なんだったかしら。真鯛のポアレだったかな?
これを料理している途中、ギャルソンが席に近づいてきて
「フランベしますよ。」と教えてくれる。
フライパンを手際よく操るシェフを見ると、お酒をササッと男前に入れて
…と同時にオレンジ色の炎がフライパンからボワワッ!!と上がる。
拍手したいくらいだが、お店の雰囲気もあるので控えておく。。。
お酒の香りがふわりと鼻をくすぐる。目にも鮮やかな黄色のソースにからめながら
柔らかい魚を頬張る。フランス料理を頬張るというのもなんだけど
ホント、頬張りたいの。

シュマンドール 肉料理

そしてメインの肉料理。私がセレクトしたのは「特選和牛のハンバーグ仕立て」
このハンバーグ仕立て、やわらか~い!そしてソースはコッテリと甘く
恐らくワインで煮込んである感じ。
見るとハンバーグの上にほとんどレアのお肉が2切れのっている。
「ハンバーグの上にお肉?」と不思議そうな顔で眺めていると
シェフが「どんな肉を使っているか気になるでしょ。その肉を使っているんだよ」
と説明してくれた。
「なるほど」…と、はむっっと口に入れると柔らかい!!!なんか特上の
牛刺しって感じなの。粗い塩がふってあるだけなんだけれどね。なるほど
コチラはワインソースより塩だわよ!いたく感動。

コースのお料理をひとつひとつお腹におさめ満足感に浸っていると
デザートの登場。
巨峰のジュレとココナッツクリーム添え
シュマンドール デザート

このジュレにも上質なコニャックが使われていて、
しかも甘くて大粒な巨峰がゴロゴロ入っていて一緒に出された紅茶を飲む余裕もなく、
ジュレに心を奪われたワタシ。黙々とジュレに向き合う。
濃厚なココナッツクリームと混ぜながらいただき、「夏」という季節を満喫するひととき。

…と、最後の最後にシェフからのサービス再び。
可愛い白い器に入った「トリュフのリゾット」
澄み切ったコンソメスープにご飯が少し入って
上には刻みたてのトリュフが。。。(涙)
シェフは「本物のコンソメってそういう味がするの」とにこやかに
私の食べる様子を見ている。
シェフはよく料理についてお話をしてくれるし、こうして歳若い未熟者に
本物の味を知らしめるべく啓蒙活動してくれているワケですな。

だから、桐生市民は羨ましい。こういうお店があるってことがね。
シュマンドールへ行ったら、是非、カウンター席でお食事してみてください。
シェフとの会話を楽しみながら、シェフの料理に対する情熱に触れながら
シュマンドールワールドを楽しんでくれる人がいてくれたら嬉しいな。

心からおすすめしたいお店なので書いた、書いた。
こんなに長い駄文を最後までよんでくれてアリガト。
そんな君にサチあれ。

シュマンドール ペール ド ファンベック
群馬県桐生市@新宿町

シュマンドール


朝晩少しづつですが、過ごしやすくなってきた今日この頃。
水槽の中ではエビ君が食事中です。

ビーシュリンプ

まあ、寝っ転がってヨロシイですなぁ。のん気なもんですよ。
さすが癒し系ペットの人気ナンバー1。

「食べてすぐ横になると牛になっちゃいますよっ!」
エビは牛になれるか!?エビは牛になるか!?!
ならないよなぁ~。